秘占「金函玉鏡」方位術―強運をつかみ、願いをかなえる幻の秘術! (エルブックスシリーズ)

本をパラっと開いて、2022年までのカレンダーに載っているその日の６０甲子を見る。６０甲子それぞれの、その甲子の日における各方位の吉凶・各時間の吉凶の表が載ってるページ（一日当たり見開き1ページ）を見る。これだけで占いを全く知らない人でも、一応金函玉鏡に則った出発が出来てしまうので、実用面では超簡単な本です。八門、九星、十二神などの吉凶説明や、作盤方法の簡単さも説明されてます。この本の簡単さ強調の作り、それは本刊行時の日本における九星きがくの広がり方が圧倒的なのに対して、金函玉鏡の簡単さを強調、また奇門遁甲の一種である点などを強調する事によって、九星きがくを利用している人達に、とにかく実践して手ごたえなどを体感していってほしいというコンセプトがあるのでしょう。著者は奇門遁甲などの昔の本なども読んでいるようで、それらの本のように、術を使った過去の実例を説明しながらの術活用における実体感を説明する文も載っています.肝心のこの本は図書館から取り寄せたら、第一版だったので、別のレビューにあるように誤記述があるようですが・・（^ο＾；）私個人ははっきりとした数百キロなどの移動を伴う方位術活用はした事が無い、ただの理論調査隊なので、経験談はかけませんが〜。（！）