苦海浄土 全三部電子ブックのダウンロード
苦海浄土 全三部
によって 石牟礼 道子
苦海浄土 全三部電子ブックのダウンロード - この美しい苦海浄土 全三部の本をダウンロードして、後で読んでください。 この素晴らしい本を誰が書いたのか知りたいですか? はい、石牟礼 道子は苦海浄土 全三部の作成者です。 この本は、いくつかのページページで構成されています。 藤原書店 (2016/8/26)は、苦海浄土 全三部を公開する会社です。 2016/8/26は初めてのリリース日です。 今タイトルを読んでください、それは最も興味深いトピックです。 ただし、読む時間がない場合は、苦海浄土 全三部をデバイスにダウンロードして、後で確認することができます。
内容紹介 全三部作がこの一巻に! 『苦海浄土』は、「水俣病」患者への聞き書きでも、ルポルタージュでもない。患者とその家族の、そして海と土とともに生きてきた不知火の民衆の、魂の言葉を描ききった文学として、“近代"なるものの喉元に突きつけられた言葉の刃である。半世紀の歳月をかけて『全集』発刊時に完結した三部作(苦海浄土/神々の村/天の魚)を全一巻で読み通せる完全版。 [新版あとがき]石牟礼道子 [解説]赤坂真理・池澤夏樹・加藤登紀子・鎌田慧・中村桂子・原田正純・渡辺京二 ---------- 第一部 苦海浄土 第一章 椿の海 第二章 不知火海沿岸漁民 第三章 ゆき女きき書 第四章 天の魚 第五章 地の魚 第六章 とんとん村 第七章 昭和四十三年 〔資料〕紛争調停案「契約書」(昭和三十四年十二月三十日) 第二部 神々の村 第一章 葦 舟 第二章 神々の村 第三章 ひとのこの世はながくして 第四章 花ぐるま 第五章 人間の絆 第六章 実る子 第三部 天の魚 序詩 第一章 死都の雪 第二章 舟非人 第三章 鳩 第四章 花非人 第五章 潮の日録 第六章 みやこに春はめぐれども 第七章 供護者たち あとがき――全集版完結に際して あとがき――『神々の村』刊行に際して あとがき [解説] 驚くべき本 赤坂真理(作家) 重層的な“ものがたり" 池澤夏樹(作家) 深々と命を生きる 加藤登紀子(歌手) 水俣を抱きしめて 鎌田 慧(ルポライター) 生き方の純度と魂の香りを壊さぬ文明を求めて 中村桂子(生命誌研究者) 「現代医療の原点」というべき作品 原田正純(医師) 巨大な交響楽 渡辺京二(評論家) 出版社からのコメント ◎一九六九年、熊本において「水俣病を告発する会」が発足した。代表になっていただいた高校教師本田啓吉先生がおっしゃった言葉を今に忘れない。 「我々は一切のイデオロギーを抜きにして、ただ、義によって助太刀致します」 この時、義という言葉は字面の観念ではなく、生きながら殺されかかっている人々に対する捨て身の義士的行為を意味した。それは、当時高度成長を目指して浮わついていた拝金主義国家に対して、真っ向から挑戦した言葉でもあった。 ◎拙いこの三部作は、我が民族が受けた希有の受難史を少しばかり綴った書と受け止められるかも知れない。間違いではないが、私が描きたかったのは、海浜の民の生き方の純度と馥郁たる魂の香りである。生き残りのごく少数の人達と、今でもおつき合いをさせていただいている。まるで上古の牧歌の中に生きていた人々と出会うような感じである。 商品の説明をすべて表示する
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第一部は、文学としてこの上なく美しい。けれど、作者の伝えたかったことを知るためにはやはり第三部まで読まなければならないと思った。解説にもあるが、交響曲のようだと思った。それぞれが切り離されていても十分な重厚さと美しさはあるが、全て繋がった時、全てを読み通した時にしか見えてこないものがあると、読後に思いを新たにした。ハード面で言えば、分厚い本ではあるが、活字の大きさが適度にあり、紙の質も良かった。
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