治療教育講義 (ちくま学芸文庫) pdf無料ダウンロード
治療教育講義 (ちくま学芸文庫)
によって ルドルフ シュタイナー
治療教育講義 (ちくま学芸文庫) pdf無料ダウンロード - 治療教育講義 (ちくま学芸文庫)をお探しですか? この本は著者が書いたものです。 この本には294ページページあります。 治療教育講義 (ちくま学芸文庫)は筑摩書房 (2005/5/1)によって公開されています。 この本は2005/5/1に発行されます。 治療教育講義 (ちくま学芸文庫)は簡単な手順でオンラインで読むことができます。 しかし、それをコンピュータに保存したい場合は、今すぐ治療教育講義 (ちくま学芸文庫)をダウンロードできます。
内容(「BOOK」データベースより) 「ゲーテは植物が異常を現わすとき、そこに“原植物の理念”を見つけ出す最上の手がかりを見ています。…霊的な生きものである人間の場合にも、基本的には同じことが言えるのです。人体に潜んでいる異常性は、人間本来の霊性を外に開示してくれるのです」。この直観を宇宙大に拡張し、人類を巨大な障害児と見れば、“原人間の理念”探究に捧げられた人智学の使命が理解できよう。本書は医療と教育の現場に向けて語られた唯一の治療教育本質論であるとともに、シュタイナー思想の極北でもある。貴重な証言「人智学的治療教育の成立」(A.シュトローシャイン)を併載。改訳決定版。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) シュタイナー,ルドルフ 1861‐1925。オーストリア=ハンガリー帝国の辺境クラリエヴェク生まれ。自らの思想を人智学(アントロポゾフィー)として樹立。1914年以降、バーゼルの近郊ドルナハにゲーテアヌムを建設。ここを科学、芸術、教育、医療、農業の分野にいたる人智学運動の拠点とする 高橋/巌 東京生まれ。慶応義塾大学大学院博士課程修了。1973年まで同大学文学部哲学科、美学・美術史教授。日本人智学協会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
以下は、治療教育講義 (ちくま学芸文庫)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
大変貴重な、未知の治療の指針を与えてくれる、稀有の知恵に満ちた驚きの本です。シュタイナー世界に限らず、フォロワーのいる人物の世界観には、特有の言葉遣いがあります。それにつまずいてしまうと、その世界のエッセンスに到達することなく、入口でドアが閉じられてしまいます。自分にも若い時分にはそういうことがありました。しかし、諸経験も経、入口でつまずくのはたいていの場合、自分の側の問題だと気がつきました。フォロワーになる必要はなく、新しい出会いとしてその世界に踏み入ってみれば、未知の宝に満ち満ちていることに気づかされます。もちろん、自身のコモンセンスも大切ですが(でも、開かれている)。誰のフォロワーでもなく、偏見よりも興味をもって接する体質の私ですが、そのおかげでシュタイナーの宇宙観にも出会い、親しむようになり20数年経ちます。そのダイナミクスが、実感と一致する部分も少なくなくなかったのです。さらにこの本を手にする縁が生起する人は、カウンセラー等治癒に関わっている方か、子どもに関わりのある方が、まず挙げられるでしょう。私は前者の領域には長らくあったのですが、後者の方では自分自身の子どもを授かって初めて、子どもの成長について直接かつ意識的に経験する立場になりました。この治癒教育講義は、シュタイナー関連のワークショップで名刺交換した方に教えていただき、すぐ取り寄せてみました。そしてびっくりしました。カウンセリングの世界では、子どもの問題行動は、原因を親との関係性に求めます。シュタイナー世界では、カルマに要因を見ていきます。ある意味、カウンセリングの中で見つけられることも、親や世代間のカルマが起因していると言えるのは明らかですが、直接的には、いわゆる関係性の中で解決の方向性が探られていきます。これは親にとっては辛い作業です。しかし、この本に書かれてあることによれば、カウンセリングで自分を責めてしまう親としての自分が、解放されるようなまったく新しい解決の方向性が示されているように思えます。さらに、時にカウンセリングでは理解できない現象が、シュタイナーが洞察した自我と体組織(肉体、アストラル体、エーテル体)との関連性からまったく新しい省察を与えられ、それは親が個人的に追求されるものでもなく、世代を超えてつながっているカルマ(それは個人であったり風土であったり)の結果に過ぎない、とも言える視野が展開されています。このことは、本当に深い意味で、たとえば子どもの問題行動というものを、冷静に受容する新しいこころの様相を、当事者である親に与えてくれると感じます。親は子も自分も責める必要はありません。治療者の立場においては、このような見方を受け入れるこころの準備が調っていない人に、どのように伝えられるのか、大きな課題があることでしょう。ある意味、伝えることはできなく、求めてやって来た人=準備のできている人に伝わるものかもしれません。部分的に、現代科学の常識からきわめて外れる治療法も散見されるのですが、それは実践可否レベルで考えるためのものではなく、そこに提示された本質を知るための知恵として読めば良い、と思います。【注】自身の記述はあくまでご参考までです。なお、カウンセリングを否定する意図はまったくありません。それぞれメリットがあり、必要な時に必要なものが与えられることは言うまでもありません。
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